ほりひログ

所属組織の製品 (Azure とか) に関連する内容が多めだけど、個人の見解であって、所属組織を代表する公式情報ではないです。

Applied Skillsでハマった

Microsoft Fabric系のApplied Skillが4つ追加されて、23個になっていた。

正直、Microsoft Fabricとは何なのかわかってなかったけど、Applied Skillsは全部取っとこう、と思ってやってみたら、あまり本質じゃないところでハマったので備忘録。

Microsoft Applied Skills

Microsoft Applied Skillsは、特定の製品/サービスの設定/運用に関するスキルを評価するシナリオベースの資格証明。

learn.microsoft.com

タスクが与えられて、それを達成するようにAzureのリソース設定などをして、その結果、タスクが達成できたかを評価してもらう。

細かいところは下のエントリーに書いたので、そちらを見てもらうとして。

uncaughtexception.hatenablog.com

ハマったApplied Skill

Microsoft Fabric を使用してリアルタイム インテリジェンス ソリューションを実装する」というApplied Skillsでハマった(多分一番後発)。

learn.microsoft.com

ここのページには、評価されるタスク/大体やることがあらかじめ書いてある。

ハマったのは、この中の「外部ソースからデータを作成して読み込む」に関連する割と序盤のタスク。

Microsoft Fabricをポチポチしながら外部ソースにあるCSVファイルをインポートするところが、何度やってもうまくいかない。
「外部ソースとの連携に問題があるのかな?」と思って、いったん対象データをVDI環境内のローカルに保存、保存したローカルのCSVファイルのインポートを試したけど、これもダメ。

保存したファイルを見る限り、特に問題はなさそうだけど、何が起こっているかはさっぱり。
おまけにただ赤いアイコンで「うまくは行ってなさそう」がわかる表示が出るだけでエラーメッセージは一切出てこない。

「ひょっとしたら、通信の中にエラーの内容があるかも」と思って、VDI内でブラウザの開発者ツールを開いてからインポート失敗を再現させてみると、preflightのエラーがたっぷり出てた。

コンソールの方にも「no transaction was created」と、何かの処理に失敗した感が溢れるログが大量に出てた。

なんとなくVDIのブラウザーからMicrosoft Fabricへの通信の時にCORSとか何とかでうまくAPIが叩けてない感じがするのはわかった。

ここまで持ち時間2hのうち1hを消費。

問題解決は突然に

ブラウザーの設定をいじる必要がありそうだけど、何をどうしたらいいのか皆目見当がつかない。
ダメ元で自分のPCのブラウザで直接Microsoft Fabricを開いて全く同じ処理をしてみた。
処理の完了を待ってる間、ダメなら諦めよう、気が向いたらエスカレーションしよう、とあまり期待せずにいたら、自分のPCのブラウザーだと全く問題なく処理が進んだ。

提供されるVDI環境の問題だったのかよ。。。

この後サクサクと後続のタスクをやっつけ、何とか評価をパスすることができ、無事23個全部のApplied Skillsを取得できましたとさ。

にしても、VDI環境での操作、だいぶツライ。
画面は狭いし、操作性もよくないので、今回VDI環境だけで出るエラーにハマったので、ブラウザーでの操作は自分のPCから直接やった方が楽かもしれない。