ほりひログ

所属組織の製品 (Azure とか) に関連する内容が多めだけど、個人の見解であって、所属組織を代表する公式情報ではないです。

Microsoft Edgeでアドレスバーにホスト名だけ表示する

超小ネタを。

おかげさまで一部の方にはText Blurrerが好評の様で、自分が参加したイベントでも発表者に使ってもらえてた。
ありがたいことです。

chromewebstore.google.com

ただ所詮ブラウザー拡張なのでサイト内の文字列以外はボカせない。
そのイベントでも「アドレスバーに出る情報は隠せない」と指摘されてた。

例えばAzureポータルを開いてみると、アドレスバーに表示されるURLに割と見られたくない情報、テナント名とかサブスクリプションIDとかが含まれている。

Azureポータルに限らず他のサイトでも見られちゃまずい情報がURLに含まれているかもしれない。

なので、Microsoft Edgeでアドレスバーを非表示にする方法がないか調べてみたら、

  • 「F11を押して全画面表示にする」*1とか
  • 「起動オプションをいじってサイトを”アプリ”として起動する」*2

という方法は見つけられた。

他のウィンドウと頻繁に切り替える必要がなければ全画面表示でいいし、URLを隠したいサイトが決まっているなら"アプリ"として起動もいいと思う。

ただ会議中の画面共有とかだと他のウィンドウに切り替えたりすることがあるかもしれないし、見せる可能性があるサイトを全て事前にアプリ化することは難しいかもしれない。

そんな時に、たまたま見つけたのがMicrosoft Edgeの分割ウィンドウ機能。
元々は一つのタブを左右に分割して、それぞれで別のURLを開いておける機能だけど、タブ自体は一つなのでアドレスバーも一つしかない。
しかもそれぞれの分割領域で開いているサイトのURLが、ホスト名しか表示されないことに気づいた。

これを使って、上と同じAzureポータルを開いた状態がこちら。
左側でAzureポータルを開いて、右側は分割直後の初期画面状態で、左側を目一杯広く取るように分割している。

アドレスバーを比較してみると、分割後はホスト名しか表示されないので、分割前だとURLに含まれる見られたくない情報を見せずに済む。

右側の分割領域が活用できず、若干画面が狭くなるけど、URLを見せたくないことを優先するなら、まぁ我慢できるんじゃないだろうか。

そんな小ネタでした。